2010年度の調査で北海道に生息するエゾシカは約65万頭と推計されています。
増えすぎたエゾシカが引き起こす問題は「農林業被害」「交通事故」「植物の生態系破壊」と様々です。昨年度の北海道における農林業への被害額は50億円にも達しています。北海道の報告では、昨年度の捕獲数が10万9千頭と初めて10万頭を超えましたが、増え続ける状況にSTOPをかけるためには13万4千頭を捕獲しなければなりません。北海道は今年度、狩猟期間の延長や捕獲頭数制限の一部解除などを行って15万7千頭を目標としています。エゾシカが引き起こす問題を解消するためには地域の皆様のご苦労もあろうかと思いますが、是非とも達成して欲しいところです。
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