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2011/12/19

NPOあうるず「エゾシカ通信」配信開始!


2010年度の調査で北海道に生息するエゾシカは約65万頭と推計されています。
増えすぎたエゾシカが引き起こす問題は「農林業被害」「交通事故」「植物の生態系破壊」と様々です。昨年度の北海道における農林業への被害額は50億円にも達しています。北海道の報告では、昨年度の捕獲数が109千頭と初めて10万頭を超えましたが、増え続ける状況にSTOPをかけるためには134千頭を捕獲しなければなりません。北海道は今年度、狩猟期間の延長や捕獲頭数制限の一部解除などを行って157千頭を目標としています。エゾシカが引き起こす問題を解消するためには地域の皆様のご苦労もあろうかと思いますが、是非とも達成して欲しいところです。



「エゾシカ通信」では、エゾシカ対策における地域の方々の取組や、捕獲された個体の有効活用の事例や製品をご紹介してゆきたいと思います。『エゾシカは温厚な可愛い動物なのになぜ駆除してしまうのか?』と言う声もよく耳にします。北海道では、鳥獣保護法に基づき「エゾシカ保護管理計画」を策定して対策にあたっています。野生動物の命を守ると同時に、地域の方々の生活も守らなければなりません。このデリケートな問題をご理解いただき、エゾシカ対策に関する情報がございましたら、どんな事でもNPOあうるず今野までご連絡をいただけましたら幸いです。(詳細プロフィールからメール送信が可能です)

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