ページビューの合計

2012/04/25

カラダに優しいエゾシカのジンギスカン

北海道の名物料理と言えば『ジンギスカン』ですね。
皆さんはジンギスカンと言えば『羊』を連想されると思います。

・・・が、実は『エゾシカのジンギスカン』も美味しいんですよ
シカも鹿肉は健康食としても注目されており、脂肪分やコレステロールが少なく、牛や豚よりもタンパク質が豊富なため消化にも良いんです。

■カラダ疲れていませんか?
数年前に羊のジンギスカンがカロニチンが豊富と言う事で全国で流行しましたが、エゾシカも負けてられません! エゾシカ肉は鉄分も豊富なのです。鉄分は1日に1.5㎎が体内から失われています。鉄分が足りないと貧血状態になり、身体が酸欠状態になってしまいます。実はこの状態が疲れにつながる事もあるのです。貧血は生活習慣の改善で治す事が可能です。

■鉄分をたくさん取りましょう
自然に失われた鉄分を補給するためには、男性で約10㎎、女性で約12㎎の摂取が必要と言われています。特に、女性の方は意識して鉄分を補給しければなりません。鹿肉に含まれる鉄分は『ヘム鉄』と言われる特別なもの。これは、魚の赤身にも多く含まれます。『ヘム鉄』は、身体の中にある鉄分と性質が似ていることから、体内吸収率が高い事も特徴です。

■こんな鹿肉の食べ方があるんです
鹿肉と聞いて、「どうやって食べるの?」って良く聞かれます。実は調理方法は普通のお肉と一緒で良いんですよ。でも、簡単に鹿肉を食べる方法をご紹介します。北海道各地で『エゾシカジンギスカン』が製造されているんです。味付け肉だから、自宅でホットプレートで食べてもよし。野外でバーベキューにして楽しんでも良し。これからのシーズンは外で焼き肉パーティーが最高ですね!



■北海道各地の味を食べ比べてみませんか?
今回ご紹介している商品は、各地の製品の一部です。『エゾシカジンギスカン』『エゾシカ味付け肉』で検索してみてください。いろんな商品がたくさんヒットします。どれもこれも特徴があって美味しいですよ。

2012/03/08

十勝マフィンを限定販売いたします!

北海道十勝総合振興局「地域食クラスター推進業務」で委託され、十勝の農業生産者やスイーツ製造企業の皆様とNPOあうるずで開発した十勝の新商品『とかちマフィン』を限定発売いたします。



販売期間:2012年3月9日(金)~11日(日)

販売場所:帯広市内 クランベリー弥生通り店

販売価格:十勝マッシュ/あずきな 189(税込)

※3日間ともAM11時からの販売です。
※各種類1日50個限定での販売となります。売り切れの際はご容赦ください。


2012/02/27

エゾシカ原材料のペットフード意見交換会

2月10日に続いて2月25日に、エゾシカを原材料としたペットフードの販路拡大に向けて意見交換会が実施されました。一昨年は約10万頭のエゾシカが捕獲されました。しかし、このうち有効に活用されているのは1万3千頭だけ。エゾシカは北海道の貴重な資源です。もっと有効に活用しなければ捕獲されたエゾシカも浮かばれませんよね。

新得町「わかふじ寮」オリジナル商品
新商品のエゾシカソーセージを開発中!


エゾシカは牛や豚に比べてカロリーが3分の1で脂肪分に至っては15分の1と言われています。健康に生きるためには、人間に限らず犬や猫もタンパク質を必要とします。特に老いた犬や猫は食が細くなります。これも人間と同じですね。そこでエゾシカの登場です。少ない量で充分なタンパク質が取れて、さらには脂肪分も少なく抑える事ができます。また、エゾシカは野生動物ですから添加物やホルモン剤等を使わない無添加のフードを製造できます。これは、最近みられるペットのアレルギー対策にも有効なのです。さらに、エゾシカ肉を食べたワンちゃんは毛艶が良くなる事も報告されています。

帯広「狩人の蔵」
ハツのジャーキー
意見交換会では、今後さらに安全安心でペットが喜ぶエゾシカ加工製品を消費者に提供できるよう熱い討論が行われました。十勝の生産者が一丸となってブランド化に取り組む事でエゾシカ有効活用の第1歩を築いてゆきたいと思います。ペット愛好家の皆様、どうぞご期待下さいね。


池田町「まきばの家」
スコーン
既存の商品もまだまだたくさんあります。どうぞお試しください。


十勝管内でのエゾシカ学校給食試食会

2月10日に帯広で十勝総合振興局主催によるエゾシカを使った学校給食のプレゼンが行われました。食材の提供と調理は『十勝ジビエ協議会』の会員企業4社の協力があり、エレゾ社(豊頃町)、上田精肉店(新得町)、鷹の巣農林(上士幌町)、ドリームヒル・トムラウシ(新得町)から8つのメニュー提案がありました。試食をして導入を検討する学校給食関係者の方々も十勝管内8市町村から集まり、美味しいエゾシカ料理を味わいながら学校給食導入へ向けての意見交換が行われました。
エゾシカ料理を味わう十勝管内の学校給食担当者の方々
価格等の壁があるものの、ジビエ協議会のメンバーはこの日のために、「十勝の子供たちに安全安心な十勝の恵みを食べてもらいたい」との思いから、いろいろなメニューが提案されました。







十勝では昔から先住民族のアイヌがエゾシカを主食として生活していました。明治初期には記録的な大雪や乱獲によりエゾシカが一時大量に減少しました。この頃には主食が取れずに餓死する者まで出たと聞きます。これを機会にアイヌは狩猟生活から農耕生活へ転向してゆきます。このような先人の食文化を学ぶ事も大切な食育です。

地産地消型の学校給食は食文化の継承や創造にもつながるばかりではなく、地域産業が活性化し、関連産業の発展につながり、最終的には地域の活性化にもつながります。この効果は将来、地域の発展を支えてゆく子供たちにとって特に理解を深めることが大切ではないでしょうか。


参加メンバーで熱い討論会
十勝地域においてもエゾシカによる農林被害は深刻なものとなっており、今後は食育の一環として、エゾシカとのふれあい体験や調理・加工体験を通して、十勝に根差した食材であるエゾシカとの付き合いを深めてゆく必要があります。ただし、このエゾシカに関する食育を充実させるためには、行政や学校、生産者の他にも栄養士会や調理師会といったネットワークの構築で、エゾシカに関する食育のための環境や設備の整備が前提となることを忘れてはいけません。


2012/01/30

ドリームヒル・トムラウシのエゾシカ加工食品。

新得町の東大雪山系トムラウシ地域で、農林業に深刻な問題を引き起こしていたエゾシカ。このエゾシカを駆除して廃棄するのではなく、有効活用し、エゾシカ肉の魅力を最大限に伝え地域経済の振興に貢献している企業があります。

農業生産法人 ㈱ドリームヒル・トムラウシ(上川郡新得町4条南5丁目5番地)

こちらの会社では独自の品質基準を設けており、生体捕獲するエゾシカの月齢をメス4歳・オス3歳と定めていたり、個体認識の記録(トレーサビリティ)の徹底管理など基準は8項目にも及ぶ。また、リキット凍結(アルコールによる急速凍結機)を導入しているので、安全安心なエゾシカ肉を新鮮な状態で保存しています。

今回は山に囲まれた大自然のロケーションで生産される、エゾシカ加工食品をご紹介します。

ロシア料理の有名なスープをトムラウシ風にアレンジした逸品。
ビーツやマッシュルーム、玉ねぎ、ニンジンなどの野菜も北海道産。
トマトベースのソースがエゾシカ肉と相性ピッタリです


『クラコウサラミ』
職人が丹精込めて手作りで仕上げました。
スパイスの効いた薫り豊かでソフトな食感です。
120g・・・892円
『エゾシカ肉100%ハンバーグ』
鹿肉の風味を最大限に活かしたジューシーな人気者。
わんぱくキッズにもおススメの一品です。
120g・・・420円~
『味付け焼肉』
天然のエゾシカ肉を丁寧に手切りでカット。
上質な肩ロースや柔らかなモモ肉などお好みに合わせて選べます。
ミックス400g・・・630円~

他にも、ヒレやロースといったブロック肉も販売しています。ステーキはもちろんのこと、「すき焼き」や「しゃぶしゃぶ」にしても絶品です。


商品のご購入・お問い合わせは ㈱ドリームヒル・トムラウシ へどうぞ。
トムラウシ事業所 直通番号 0156-65-2900

2012/01/24

十勝マフィンのお話。

今、NPOあうるずでは十勝総合振興局の委託業務「地域食クラスター推進事業」にも取り組んでいます。この事業は「十勝管内の農林水産物を利用した新商品の開発」を目的に、十勝管内の農業生産者や製造・販売事業者、そして武蔵野美術大学が名前の通り「ブドウの房(クラスター)」のようにまとまって取り組んでいるものです。

十勝は小麦の産地としては日本一の規模を誇ります。この自慢の小麦粉を使って何かをできないか?・・・と考えて、たどり着いたのが「マフィン」でした。主な原材料は小麦粉・卵・牛乳などがありますが、これらはすべて十勝が得意とするものばかり。管内の19市町村には美味しい特産品がズラリ。この特産品をそれぞれトッピングして、地域のオリジナルマフィンを展開します。

『十勝マフィン』

この『十勝マフィン』の開発には、農業生産者の方々を初め地元のベーカリーさん、デザイナーなど多くの方々が関わっています。それぞれの『十勝マフィン』には、それぞれのSTORYがあります。

1月23日には十勝のベーカリー満寿屋商店さんのご協力で「十勝マフィン手作り講習会」を開催しました。みなさんとても楽しそうにマフィンを作っていました。参加者の方からは「意外と簡単に作れるんですね」の声が。貴方も地元の食材を使ってトライしてみてはいかがでしょう。

十勝マフィンプレーンは一番簡単ですよ。

ちなみに材料は

同時にエゾシカを使ったサンドイッチも開発中。美味しいのができましたら、ご報告いたします。

2012/01/11

Good Tasteなエゾシカ加工製品。

昨年1年間に捕獲されたエゾシカは約10万頭とされていますが、そのすべてが食肉や加工食品またはペットフードとして活用されているわけではありません。データ上では約60%がハンターさんの自家消費になり、約13%が食品利用となっていますが、残りの約27%は廃棄物として処理されているのが現状です。(平成22年度北海道経済部エゾシカ活用実態調査)


害獣と言えどもエゾシカの命も大切あり、北海道の貴重な資源です。その大切な命は「駆除」という名目だけで捨てられるわけにはいきません。捕獲したエゾシカを肉だけではなく角や皮まで大事に利用して初めて「資源」と言えると思います。


その「エゾシカ資源」の産業化を目的に2005年にあうるずが立ち上げたプロジェクトが、"COMUNI"というオリジナルブランドの開発です。このプロジェクトには武蔵野美術大学の宮島教授やバッグの専門メーカーシライデザインの白井社長がアドバイザーとなり、2006年には北海道グッドデザイン金賞も受賞しています。
"COMUNI"開拓者リュック&ショルダー
北海道内にも様々なメーカーがあります。以前から道内の観光地の土産店にはエゾシカのキーホルダー等が並んでいました。今回は、エゾシカ加工品の中でもデザインに優れた製品をピックアップしてご紹介いたします。きっと『こんなセンスの良い商品があるんだぁ』と思われる事でしょう。




GR COMPANY---芽室町西士狩北7線19番地73  0155-61-3165
Ezo Deer Horn Studio KARUPE---北見市高栄東町3
EZO PRODUCT---札幌市中央区大通り西2丁目5 陶管ビル5F 011-222-6225